初期のプロトタイプから、製品の範囲と機能は大幅に拡大し、乗客と資材を高さ 100 メートルまで持ち上げることができる装置、50 度の角度で動作し、1 時間あたり最大 110 トンを移動できるコンベヤーおよび 65 度で動作し、到達距離 10 メートルの屋根積み込み用人気の Bumpa 製品の最新バージョンが含まれています。現在、これらのマシンは倉庫などの他分野でも使用されており、装置レンタル会社に非常に人気があります。
これらの製品を製造するために、Mace Industries はノーサンプトンシャーのコービーに 24,000 平方フィートの自社製造施設を構え、そこで自社マシンの部品を製造しているほか、レーザー切断や折り畳み作業も行っており、他のサードパーティーの顧客にも力を発揮しています。
レーザーおよび製造部門マネージャーのJohn Honan氏は、「コンベヤー製造用に、当社製品に必要な 6m x 1.5m のシートを切断できるマイクロステップファイバーレーザーを所有しています。この独自の機能を、大型部品の製造を必要とする他のお客様にも提供できます。さらに、当社には Trumpf 5030 ファイバーレーザーがあり、最大 4m の長さの部品を折り曲げることができます」と述べています。
Mace Industries は、別のレーザー切断メーカーからの推奨に従って Lantek を選択し、2020 年末にソフトウェアをインストールしました。 現在、同社にはレーザー切断機のプログラミング用に 3 台の Lantek Expert システム、見積り管理用に 3 台の Lantek Integra ERP システム、作業現場管理用に 1 台の Lantek Manager、および在庫材料のインベントリ用に Sage 会計ソフトウェアへのリンクがあります。
通常、Mace Industries では、1 から 400 個までの部品数量でサードパーティーの顧客向けに 1 日あたり 3 ～ 4 件の見積りを作成し、品質とサービスが顧客にとって最も重要な要素であるオーダーメイドのクリエイティブな市場にニッチなサービスを提供しています。
Lantek ソフトウェアの導入以来、同社のすべてのコンベヤー、エレベーター、スクリーンの部品は Lantek Expert で再プログラムされていますが、数千種類の異なるコンポーネントが関係していたため、これは大きな作業でした。John Honan氏は、「今では、マシン間で部品を簡単に切り替えられるので、生産中でもさらに柔軟に対応できています。」と語ります。同氏は、新規顧客向けのプロセスについて説明を続けます。「顧客には、互換性のある CAD 形式で設計図を送っていただくようお願いしています。その後、Lantek で図面をチェックして検証し、材料の詳細、社内の製造プロセス、粉体塗装などの必要な外部プロセスを決定します。システム内には最新の材料価格があり、Lantek を使用して部品をネストして、必要な材料の正確な量と部品の切断にかかる時間を調べることができます。内部と外部のすべてのプロセスが Lantek Integra の部品に添付されているため、部品の再設計が必要になったり、材料価格が変わったりしても、古い情報をすばやく上書きして新しい見積りを作成できます。」
見積が注文になると、見積に添付されたすべての処理情報が Lantek Manager に転送され、その後 Lantek Expert に自動的に転送、材料の種類と厚さに応じて部品がネスティングされます。
John Honan氏は「現在、当社は Mace Industries 製品およびサードパーティーの顧客向けの見積書の作成、部品のネスティングと切断に Lantek のみを使用しています。見積書の作成と修正の容易さ、および製造用のジョブの送信のシンプルさと柔軟性は、当社にとって非常に重要です。Lantek のソフトウェアは、これらすべてを可能にしているのです。」と結論付けています。
